4年。
実際に岩手・宮城・福島に住んでいる方や
近隣県の皆様には痛いほど感じることと思います、
「あきらかに復興のスピードが遅い」。
私のすむ名古屋から西では、
「震災? ああ、東日本の」
と、風化のスピードだけが速くて、悲しくなります。
1月に京都で展示をした際には
「放射能があるでしょ、行って大丈夫なの?」
という声も聞かれました。
(……悔しかったです。とても)
2011年から3年、
自分の住む場所や体調にわずらわされ
去年、ようやく東北を訪れることができました。
目に飛び込んできた「被災地」の姿に、涙を流したことも多々。
「忘れない」こと。
そして、「自分のできる範囲で、復興のお手伝いができれば」と。
私のできることは、「現在の東北の姿を、私の目でみて、伝える」こと。
美しいものも楽しいものも、つらいものも悲しいものも、
すべて、撮ること。
だれかの「目」になること。
春、東北に再び行きます。
待っていて下さい。